植毛のリスクとデメリット

一般的に考えられている植毛のリスクとデメリットは、頭皮に対する拒否反応です。
従来まで、植毛と言うのは頭皮に対して毛髪に似たようなものを植え込む施術方法が主流であったので、毛髪の代わりとなる人工の毛髪を頭皮に植え込むことが普通でした。
しかし、人工的な毛髪を植えると人によっては強烈な拒否反応が出て、植毛以前の状態よりも頭皮の状態が悪くなってしまうなどと言った事例が生じていたのです。
人工の毛髪は、ナイロンやポリエステルなどと言った合成繊維で作られていたので、自然で出来たものではなく完全に人工で作ったものなので人によってあうあわないが必ず存在します。
見た目上では、人工物を身体に植え込む施術であるため見方を変えれば異物を身体に埋め込んでいるのと何ら変わりがありません。
実際に、人工的な毛髪を植えることによって生じた事例としては免疫機能の障害が挙げられます。
身体の免疫機能は、身体に対して異物と判断できる物体が侵入してきたときにそれと戦う機能のことを言います。
そのため、身体に対して風邪や熱を引き起こすウイルスが入ってくるとそれと必死に戦って身体を守ってくれているわけです。
ところが、こうした免疫機能は人工的な毛髪にも反応してしまうため、入ってきた瞬間に異物と判断してそれを外に追い出そうと拒否反応が起こってしまうわけです。
これによって、頭皮の状態は悪くなってしまい、逆に髪の毛が抜けやすい環境を作ってしまうとリスクとデメリットがありました。
こうした問題点を回避するために、それ以降では自身の毛を植えるなどの自毛植毛などを開発したわけです。
これによって、近年では安全に植毛を進めることが出来るようになっています。

植毛手術に掛かる時間

植毛手術そのものにかかる時間はそれほど長くはありません。
自毛植毛を行うのであれば、自身の髪の毛を薄毛の部分に移植すればそれで済むので時間として数日から数週間で済むことになります。
植毛で時間がかかってしまうので、手術後に植毛をして髪の毛が増えたと実感することなのです。
基本的に、髪の毛を移植する行為はそれだけで髪の毛が増毛したように見えるので薄毛を解消することが出来ることに間違いはありません。
ただし、こうした状態になったとしても植えた髪の毛が抜けてしまうことが良くあります。
そして、抜けた髪の毛の部分から産毛となってまた新しい髪の毛が生えてくるのに植毛ではある程度の時間が必要になります。
手術の時間はそれほど長くはありませんが、この人間の髪の毛のサイクルの復活に時間がかかってしまうわけです。
人間の体毛は、成長期で休止期が存在し、活動をしていない時期に入ると不要な髪の毛がどんどん抜けることになります。
正常なサイクルであれば抜けた後にはまた成長期が来るのでその時点で薄毛を完璧に解消して発育や育毛に繋げる事が出来るようになるわけです。
こうした状況を考慮すると、髪の毛がこうしたサイクルを取り戻すためには時間が必要になります。
薄毛がかなり進行している人の場合には、他人より得ることが出来る自毛の部分が極端に少ないので、植毛をするための種が不足してしまうことになるからです。
髪の毛を植えて、その髪の毛が抜けて産毛が生えてくるというサイクルを実現するためには相応の自毛が必要になり、こうした手術を繰り返すのに時間が必要になるわけです。
このように、手術そのものには時間は必要ありませんが薄毛を治療する過程で時間が必要になるということを知っておきましょう。

植毛はまつ毛もできるってホント?

脱毛症などの影響で、薄毛治療のために行うのが植毛という医療行為です。
かつらは医療行為ではありませんが、植毛は医療行為にあたるため、病院でしか出来ないことになっています。
髪の植毛はおなじみですが、実はまつ毛も植毛することが出来ます。
髪の場合には後頭部などから髪の毛をとってきて移植するケースもありますが、まつ毛の場合にはそれが出来ないので人工毛を植え込みます。
毛の色や質感には違いがあるので、事前に医師と話し合って決める必要があります。
まつ毛植毛は美容治療になるので、健康保険が使えません。
全額自己負担になるので、費用がかかることが多いです。
植毛は医療行為と言いましたが、メスを使った手術が必要なので、術後の腫れなどの合併症が起こるリスクもあります。
内出血が目元に出るケースが多いですが、程度が軽ければ1週間ほどで治ります。
程度が高いものだと、2週間くらい治るまでに時間がかかることもあります。
植毛の手術で使うのは、ドナーという、毛根がついている毛です。
これを医療用針で1本1本植え込んでいくのが、ニードル法と呼ばれる方法です。
移植するための穴あけと毛を植える作業を同時に進めていくので、出血が少ない、傷痕が残りづらい、というメリットがあります。
施術にかかる時間は約1時間で、事前にカウンセリングをしてから手術をするようなシステムになっています。
点眼麻酔と局所麻酔を併用しますが、入院は必要ありません。
シャワーは当日からOKですが、手術から3日間くらいは出血が起こりやすいので、患部に刺激を与えないように、熱いお風呂に入るのは避けるべきとされています。
術後1週間ほどすれば、アイメイクが可能になります。